Izayoi(別名:Luna)の、どうでもいい話やどうでもよくない話など。


by lunaticfantasy

2011年競馬展望

昨年に引き続き、今年も春競馬の展望を正月に行うという暴挙な企画です。
各路線ごとに検討してみることにします。

・3歳牡馬路線
朝日杯はサクラバクシンオー産駒、ラジオNIKKEI杯もそれほどレベルが高いとは思えない。
クラシック戦線で活躍する馬はこの中からある程度は出るだろうが、勝ち馬は少なくとも上位入線馬からは来ないのではないか。
そこで着目したいのはホープフルステークス。2000m2分0秒4の勝ちタイムは、年によっては皐月賞の勝ちタイムを上回る。上がり最速の脚を繰り出したナカヤマナイトが皐月賞における中心。
現在賞金は900万にとどまっているが、ステイゴールド産駒であれば、ある程度使ってもそう簡単に故障することはないだろう。あと1レース重賞あたりで好走すれば、確実にクラシック路線に乗ってこれる。
NHKマイルカップは、このホープフルステークスを勝利したペルシャザール。
松田国英厩舎の本領を発揮するのはやはりNHKマイルCだろう。2年連続の勝利を成し遂げる可能性は十分。
問題は日本ダービー。近年スローペースの上がり勝負になりやすいので、血統としての距離適性よりも、東京で適性を見せた脚質を重視。
最有力はリフトザウイングス。ハーツクライ産駒が東京未勝利なのは気になるが、東京スポーツ杯2歳ステークスで上がり最速の33秒台を繰り出したのは評価に値する。3歳で本格化することができれば、初年度産駒ダービー制覇もありうる。

皐月賞:ナカヤマナイト
NHKマイルカップ:ペルシャザール
日本ダービー:リフトザウイングス


・3歳牝馬路線
阪神ジュベナイルフィリーズを見る限りは、レーヴディソールが若干抜けだしているものの、総じて団子状態。
現在の阪神JFと東京2400レースの相性が異常にいい以上、オークスはレーヴディソールが中心軸と考えるしかないか。アグネスタキオン産駒であれば、変なレースはしないだろう。
ただ、阪神JFの勝ちタイムが決して優れていないということもあり、
今年は2歳と3歳では主戦を張る馬は大きく異なるのではないかと予想。
桜花賞で中心視したいのは、11月の5回東京2000で上がり33秒台の足を繰り出したアンナドンナ。
ローテーションが明らかに長いところを意識しており、父・母父と長距離系の血統には見えるが、
オークスは上がり勝負にはなりにくい。むしろ桜花賞の方が切れ味が生きるのではないか。

桜花賞:アンナドンナ
優駿牝馬:レーヴディソール


・古馬長距離路線
ブエナビスタは現役続行。ドリームジャーニーも現時点では引退の話は出ていない。
しかし、今年の3歳の層の厚さは昨年の秋ですでに証明された。
恐らく新4歳世代が全体を引っ張る流れとなるだろう。
筆頭となるのはローズキングダム、ヴィクトワールピサのGI勝ち組だが、
トゥザグローリー、ルーラーシップ、ビッグウィークの能力も評価すべきだろう。
天皇賞・春は地力の能力よりも距離適性がものをいう。
そう考えると、キングカメハメハ・ネオユニヴァース産駒は割引が必要か。
ただ、菊花賞がスローペースになりやすいのに対して天皇賞(春)はハイペース気味のスタミナ勝負。
となると、ここを勝つのは5歳以上か。
ここまで勝ちきれないレースを続けた馬が、天皇賞が初重賞かつ初GIかつ唯一のGIというパターンが考えられる。勝つのはジャミールだ。
一方宝塚記念は非常にメンバーが揃うだろう。
実力でいえばローズキングダムなのだが、いかんせん雨が降りやすいこの時期、雨が苦手なローズキングダムは好走を期待できるとは思えない。そしてヴィクトワールピサはどうしてもネオユニヴァース産駒としての成長力に疑問を感じずにはいられない。もっとも、それはキングカメハメハ産駒も同様なのだが…
宝塚記念は内回り2200mということを考えると、ある程度小回りコースに適性のある馬が勝つのではないか。期待の筆頭はトゥザグローリー。

天皇賞(春):ジャミール
宝塚記念:トゥザグローリー

・古馬短距離路線
近年混戦という名の低レベル化が著しい短距離路線だが、ようやく光が見えてきたのではないかと考える。ラピスラズリステークスで復活勝利を果たしたジョーカプチーノの実力は本物。一方、去年の勝ち馬であるダノンシャンティは、どちらかといえば中距離向きのマイラーに見える。この2頭が短距離路線を引っ張っていく展開になるだろうが、勝ち馬となると話は別。特に、安田記念は高齢馬の勝利が目立つ傾向からも、4歳馬を中心視にはしがたい。
高松宮記念はジョーカプチーノが勢いそのままに奪取。今年は阪神競馬場で開催されるが、コース形態が比較的近い中山で実績があるこの馬にとってはプラスだろう。もっともファルコンステークスの勝ち馬でもあるのだが。
しかし、安田記念はすでにマイル路線である程度の実績をもっている馬で、人気の盲点となりうる馬が絡んでくると予想。東京のマイル前後路線(1800mのメイSとエプソムC)で2着の実績をもち、ファイナルステークスを勝利しているシルポートが6歳になって本格化。安田記念の勝ち馬となるのではないか。

高松宮記念:ジョーカプチーノ
安田記念:シルポート


・古馬牝馬路線
牝馬三冠を取ったアパパネは実力は認めるが、ブエナビスタと比べると1枚劣ると言わざるを得ない。
それはそれぞれ4歳・5歳を迎える今年も同様だろう。
ヴィクトリアマイルはヒモの扱いは別としても、中心になり、かつ勝利するのはブエナビスタ以外さすがに考えにくい。

ヴィクトリアマイル:ブエナビスタ


・古馬ダート路線
カネヒキリ・ヴァーミリアンが去り、エスポワールシチーが秋不振だったこともあって、一気に混戦模様を呈してきた。スマートファルコンが東京大賞典をレコード勝ちしてついに本格化。ただ、依然中央競馬の王道路線に来るかどうかは微妙。川崎記念は出ればまず確実なのだろうが・・・
本音でいえばグロリアスノアなのだが、レース後に転厩したのが評価としてはマイナス。トランセンドが中心とはなるだろうが、昨年のエスポワールシチーと異なり、圧倒的な強さは感じさせない。
東京1600mで2勝、JCD4着・東京大賞典3着と安定した成績を残したバーディバーディがコース適性を生かして混戦を制するのではないか。

フェブラリーステークス:バーディバーディ
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by lunaticfantasy | 2011-01-01 21:25 | 競馬